AIに負けない税理士は”Love&Peace”で中小企業を救う

伊原 裕伸 さん by Lanchor(ランカー)

中小企業の業績向上に貢献したい。そう考える税理士さんは、みなさんそれぞれに「いい税理士」を志すきっかけとなった原体験を持っているもの。今回は、甲南会計事務所の伊原裕伸さんにお話を伺いました。
伊原さんは税理士としてだけでなく、ミュージシャンとしても活躍しています。音楽で大切にしている「Love&Peace」という想いは、税理士として経営者に向き合っているときにも通じるものがある。そのことに気づけたことが、伊原さんの原体験となっているそうです。

大好きだった音楽を置いてまで、税理士になった理由

Q.税理士としてだけでなく、ミュージシャンとしても活躍されているそうですね?

はい。自分は昔から音楽がやりたくて、音楽で生きていくって決めてたんです。でも、親に養ってもらうわけだから親の意向を無視することはできません。「親が希望する大学に、現役で入って現役で卒業します。その代わり自分のやりたいこと(音楽)をやらせてもらいます!」と宣言していました。中学生のころです。

伊原 裕伸 様 by Lanchor(ランカー)

そこから猛勉強しながら、6年に渡って猛説得を続けてきたんです。宣言した通りに親が望む大学に入って現役で卒業しました。そしてミュージシャンになったんです。親の反対を押し切ってでも、自分がやりたいことをする人生を選びました。
でも30歳くらいの時に、母親(甲南会計事務所の所長)が体調を崩して倒れてしまったんです。そのときに、親孝行せなあかんなと思いました。息子が自分(母親)と同じ仕事をしている姿を見せられたら、喜んでもらえるかなと思って。そこからまた猛勉強をして税理士になりました。それが嬉しすぎたのか、母親はすごく元気になって、今ではぴんぴんしています(笑)。

自分のやっている仕事は、本当にお客様が求めていることなのか?

Q.「いい税理士」を目指すきっかけになったエピソードを教えてください

税理士にはなったものの、自分の母親が何をしているのかも実は知りませんでした。なんとなく税金の計算をしているのはわかっていたので、「1円まできっちり合わせるなんて、しんどい仕事やな」と思っていました。

僕が最初にお世話になった税理士事務所 (甲南会計とは別の事務所) の上司は、良い意味で放任主義で、ほったらかしにしてくれる人でした。そのため、入所してすぐにお客様とのやりとりまで任せてもらえました。

伊原 裕伸 様② by Lanchor(ランカー)

その事務所での税理士の仕事は、ほぼ当初のイメージ通りでした。毎月訪問しては、月次の数字が上がった、下がったという報告をして、税金の計算をきっちりとすることがメインでした。
けど、お客様と話をしているうちに「自分がやってるこの仕事って、実はお客様に全然必要とされていないんじゃないかな。お客様が求めているのはもっと違うことなんじゃないかな」と感じ始めたんです。
上司が放任主義なのをいいことに、「もっとこんなことをやってあげたら喜んでもらえるのでは?」と、思ったことをこっそり勝手にやり始めたら、やはりものすごく喜んでもらえたんです。

税理士もミュージシャンも同じ、”Love&Peace”で人を救う

その時に「税理士って、ミュージシャンのLove&Peaceをそのまま持ち込んでいいんや!」と気づいたんです。
ミュージシャンは「あなたのことが好きです」っていう愛をテーマに歌うでしょ? それと、経営者のために資金繰りについて考えたり、新規事業を立ち上げるために一緒に東奔西走したりすることって、いっしょじゃないか! と思ったんです。ミュージシャンも税理士も同じ。「Love&Peaceで人を救えるんや!」 と。

伊原 裕伸 様③ by Lanchor(ランカー)

最近自分で中小企業の業績向上に貢献するような仕事ができたな、と実感できたのは、お客様の資金調達や新規事業に一緒に取り組んだことです。年間の事業計画を立て、資金繰りを改善し、金融機関と交渉しながら、社長と一緒に新たな資金調達を引き出すことができました。
また、社長と事業計画を一緒に考える過程でアイデアが生まれ、新規事業を生み出すことができました。売上もアップしたことで収益に貢献することができて、とても喜んでもらえました。

経営者がなんでも相談できる友人でありたい

Q.事務所のホームページには、事務所の特徴が明確に表現されていますね?

コンセプトは事務所のホームページにもあるように「専門家の友人」です。税務の専門家でありながら、経営に関することやプライベートなことまで、なんでも相談できる友人でありたいと思っています。
僕は経営者のことを大事な友達だと思って接しています。だから、友達として接することができない経営者とは一緒にやれないし、そのようにお伝えすることもあります。
友達だからこそ、色々とやってあげたい、薦めたい。友達だからこそ止められる。そんな、距離感が大事だと思っています。

伊原 裕伸 様④ by Lanchor(ランカー)

これからも、「専門家の友人」として、多くの経営者さんをサポートしていきたいです。そして将来やりたいことは、顧問先さんの福利厚生として「自分が歌いに行きます!」っていうことなんです(笑)。

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